ハルコの徒然

イラストや漫画の感想などを徒然と

「私の沼」

今週は仕事が何とはなしに忙しくて、プライベートでも何とはなしに忙しくて、それに忙殺されて趣味ライフできない日々が続いてました、、、にも関わらずブログのpv数が増えててめっちゃありがたいと思いました。目に留めてもらえて嬉しいです。

ようやく一週間が終わってゆっくり出来るので脳をリセットするためになんかぼやぼや呟きます。

 

今週のお題は「私の沼」ってことですが…

今再燃してるのは何度も話題に出してる『昴』ですかね。沼を通り越して泥炭?沼の泥が押し固められたなにか?

 

昴(1) (ビッグコミックス)

昴(1) (ビッグコミックス)

 

 

繰り返しになっちゃうんですけど『昴』はとにかく主人公に感情移入しちゃう珍しい漫画で。キャラクターを好きになったり嫌いになったり感動したりこそすれ、感情移入は滅多にしないんですけど、主人公ととにかく似てるんですよね。私をよく知る夫のお墨付き。思考回路とか、行動基準とか、なんかもう、全体的に。スバルに向けて言われる一言ひとことがいちいち自分に刺さるというかグッサグッサ

あと読んで主人公に感情移入したというか、「うっわこいつ私に似てる」って思ったのは、漫画版『孤高の人』。読んでて吐き気を催すくらいの迫り来る何か。もうやだやめて!って何度思ったかな。

 

孤高の人 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
 

 

特に嫌だったのは()、主人公の文太郎が一人暮らししてる家に、女の子が度々襲来するあたり。自分の思考の範疇から外れたことを言われた時に、文太郎がビデオの停止ボタンを押すみたいにして相手を「一時停止」する、その間に色んなことや言葉を紙に書き散らかして「次に言うべき言葉」を探すんだけど、相手の「次の一言」で「一時停止」はあっけなく破れて…みたいな描写があってね。

うっわーーー、めっちゃわかるーーー!って思ったのさ笑

私も相手からだったり自分からだったり(!)の何気ない一言で瞬間的に脳みそが一時停止しちゃう(のに脳内では処理速度がおっつかないくらいの思考の数々がぐるんぐるんしてる)感覚を多々感じるから、そこで「やられた!」って思いました。心象風景がそのまんまや、って感じた。

 

総じて、主人公が社会に馴染めなさそうな、生きづらそうな破綻した性格してて、その性格のせいでぶち当たる人生の嫌なところ・人間の醜いところが存分に描かれてて、主人公の唯一の拠ん所は己の才能しかなくて、その才能すらも主人公の敵なのか味方なのか分からないような、そういう環境に主人公はいて。

傍から見たら「絶対こいつとは友達になれねぇ」ってタイプの主人公に感情移入しちゃうんだよなぁHAHAHA(『昴』で「こいつのコレは『自己陶酔』。人間としちゃ最悪だが、ダンサーなら極上!」って言われてて、また刺さるHAHAHA(だってこういう感情移入って完全に自己陶酔だものHAHAHA((

 

漫画を読んで感情移入するときって、勇気をもらえたり、希望を持てたり、そういう風に転がることが多いイメージなんだけど、この二作品は逆でね、暗い気持ちの時に読めば余計に深いところまで叩き落としてくれやがるようなそういう作品。

だってただでさえ主人公は作中で生きづらさを感じてるからそこに救いはないしさ、才能が主人公の支えになるって言ったって読んでるこっち側に才能があるとは限らないからそこまた救いがないじゃない。さらに昴のとこでも言ったけど周りから投げられる言葉の一つ一つがまた刺さるのなんの。

じゃあ心が痛くならない方向でグッと刺さる言葉は果たしてスバルや文太郎に与えられるのか、ってのは、そこは読んでのお楽しみって事で…。

 

うん。どんな作品にハマるかは読んでみないとわからない。だから漫画は面白い。

キレイに落ちたところで(?)、お風呂入ってきたいと思います。あーようやく脳みそが休みモードに入ったかな。

 

ではまた。